倒立バーをDIYした記事が増えてきたので、一度まとめてみようと思います。
- 体を鍛えてカッコ良い筋肉をつけたい
- ジムに行かずに自宅でできるトレーニングがしたい
- なるべく低コストでトレーニングを始めたい
このような気持ちが一つでもあるのならば、必ずこの記事を最後まで読んで行って下さい。
なぜかというと、これは全てぼく自身が考えていたことであり、この悩みに対して実際に行ってきた体験にもとづいた内容になっているからです。
現時点で約1年ほど、今回紹介する『倒立バー』という器具を使って筋トレを継続してきました。
その結果、特に上半身がめちゃめちゃ鍛えられました。(倒立バーをDIYするまではプッシュアップバーを使っていました。)
というか、そもそも倒立バーって何?どうやって使うの?と言いますと、体操やストリートワークアウト、筋トレなどで使う器具になります。
動画で見た方がイメージが湧きやすいと思いますので、ぼくが尊敬しているストリートワークアウトアジアチャンピオンの無重力のマサトさんの動画をご覧ください。もう凄すぎます。
倒立バーを使用したトレーニングは、自分の体重を利用した自重トレーニングになるので、自分の体格にあった負荷で行えるのもとても良い点です。
性別、年齢問わず誰でも問題ありません。
ここまで聞くと『倒立バーが欲しい!』となりますが、メーカー品などは案外値段が高いんですよね〜。
じゃあどうしたかと言いますと、、、
DIYをして自分で作ってしまえば良いんです!!!

これがぼくがDIYした倒立バーになります。どうでしょう?ぼくはかなり気に入って使ってます。
倒立バーを買うと約1万円くらいしますが、ぼくが自作した倒立バーの材料費合計は約1,500円でした!
使用した工具類は別途必要ですが、ノコギリやインパクトドライバーなど基本的なものがあれば大丈夫です。
もし自分で工具を持っていなくても、ホームセンターの工具レンタルや、カットサービスで対応出来ると思います。
倒立バーを自作して、実際にほぼ毎日使っているのですが壊れることもなく耐久性も問題ありません。
また、ぼくが作ったものをアレンジして自分だけの倒立バーを作ることも全然可能です。
低コストで、自分だけのオリジナルのものが出来上がる
DIYで作るとこんな最高のメリットがあります。
ここから、ぼくが自作した方法(記事)をまとめて紹介していきます。
【STEP1】2×4材を使って倒立バーを自作した
まずは、見た目はシンプルですが簡単になおかつ低コストで倒立バーを作ってみました。

ホームセンターにある、2×4材と丸棒を使ってこのような倒立バーができました。
倒立バーを使うときは基本的に上から下へ力や体重がかかるので、2×4材に穴を掘ってそこに丸棒を差し込む形状にすることで、丸棒が外れたり折れたりといった破損のリスクを抑えました。
さらに外側からビスでも固定しているので、かなりしっかりしたものになりました。
強度や耐久性はこの段階で決まってしまうので、まだ最初の段階ですがここはしっかり作っておかないとダメですね。
万が一、使用中に怪我などが発生してしまうのが一番良くないですから。
今のところずっと使っていますが、この構造で全く問題なく使えています。
丸棒の太さや長さ、土台となる2×4材の長さなどはお好みで変更してもらって大丈夫です。
作り方の詳しい記事を載せておきますので、是非チェックして作ってみてください。
これで基本の形状は完成したので、一応トレーニングも出来ます。
ですが、ここまでくるともっとカッコいいのが欲しくなりますよね。
次はそのあたりの内容を紹介していきたいと思います。
【STEP2】自作した倒立バーの改善
【STEP1】でとりあえず倒立バーが形になりましたが、使用していくうちにちょっとここが微妙だな〜という箇所がいくつかありました。
このままでも使えますがさらに使いやすくするために、もう一度手を加えることにしました。
ここでは簡単にいうと、
①不要な部分をカットして使用感UP・軽量化・見た目の良さUP
②ゴムシートで滑り止め
この辺りを改善しました。

こんな感じになります。
最初のものと比べると、かなり使いやすくなりました。
簡単な作業ですが、これだけで結構変わってくるので絶対やった方が良いですよ。
何事もそうですが、使ってみてダメなところを改善して、どんどん良くなっていくものですから。
こちらも詳細を載せておくので、目を通してみて下さい。
次のSTEP3で完成になります。
【STEP3】塗装などの装飾をして完成
ここまでのSTEP1とSTEP2で、形状や機能的な面はバッチリです。
それでは他に何をするかと言いますと、
世界に一つだけのものにするために、オリジナリティを出して行きます。
今回は、塗装&シールでカスタムしてみました。
この工程では、ぼくのやった方法は一つの例として見ていただき、自分好みのデザインに仕上げていってもらいたいです。(もちろんそのまま同じように作っても大丈夫です)
人それぞれ好きな色や雰囲気など、好みがあると思いますので自分の色を出して、自分だけの倒立バーを作り上げて見て下さい。
ちなみにぼくが作ったものはこのように仕上げました。

この作業の記事も貼っておくので是非見て見て下さい。
これでついに完成となります!
お気に入りの器具(倒立バー)でトレーニングに励もう
いかがでしたか?
ここまで読んでいただければ、あとは作るだけです。
倒立バーはもう手に入ったようなものです。
あとは日々のトレーニングで体を鍛えて行きましょう。
ただし無理はダメですよ。
特に初めのうちは、普段使わない筋肉を使ったりして、体にかかる負担が大きいので筋肉痛がヤバいです。
無理してやっても体を壊してしまうので、自分の体力、筋力に合わせた内容で頑張って行きましょう。
ストリートワークアウトのプランシェという技の練習ですが、倒立バーを使ったトレーニングの一つとして参考までにご覧ください。
使った材料、工具類のまとめ
最後に今回使用した材料や工具などをまとめて紹介したいと思います。
- SPF2×4材
- φ30丸棒
- 径3.8mmビス
- 30mm座ぐりドリル
- ノコギリ
- ドリル(下穴用)
- ボンド
- 水平器
- 紙ヤスリ
- マイターボックス
- ゴムシート
- 水性塗料ブラック
- 刷毛
- マスキングテープ
- 転写シール
ズラーっと書き出してみると、こんなところだと思います。