
ジグソーパズルのフレームは一般的にどんな材質で作られているんだろう?
もし自分でDIYするなら材料は何を使えば良いのかな?
本記事ではこのような悩みを解決します。
- 市販品のフレームで使われている材質について
- フレームDIYで使える材料の評価一覧表
- フレームDIYで木材を使うべき3つの理由
- 木材以外の選択肢も場合によってはあり
こんな内容で進めていきます。
パズルのフレームをDIYするといっても、材料は何を使って作れば良いかピンとこないという人もいるのではないでしょうか?
DIYと一言でいっても、なるべく安く作りたい人、できるだけ簡単に作りたい人、こだわって本格的に作りたい人などいろんなパターンがあると思います。
今回は、よく使われる材料ごとに
- 価格
- 加工性
- 強度
- 入手しやすさ
- 見た目の完成度
これらの5項目で評価してみました。
ぼくもDIYでフレームを作った経験があり、その経験をふまえて評価していくので参考にしてみて下さい

本記事を見ることで、DIYをするときに自分がどの材料を使えば良いか判断ができるようになりますので是非最後までご覧ください。
市販品のフレームはどんな素材で出来ているの?
まずは、DIYでどの材料を使うかという本題のまえに、一般的に販売されているフレームはどのような材質でできているかについて触れたいと思います。
細かく分類すればたくさんありますが、ここではメジャーな3種類をピックアップして紹介します。
木製
もっとも代表なものは木製のフレームです。
これとか、
こんな感じのものですね。
お店のパズルコーナーに行くと、必ず置いてあるタイプのフレームになります。
木材で作られているので、木の温かみが感じられてぼくも好きです。
アルミ(金属)
木材に次いでよく目にするものは、アルミで作られた製品になります。
金属の中でもアルミは軽量の方に分類されるので、フレームも軽くて丈夫なものが多いです。
シンプルなイメージで好みによっては、木材よりもこっちの方が好きという人もいるかと思います。
その他(樹脂、アクリルなど)
市販品の場合、木材かアルミを使ったフレームが大部分を占めています。
でも少ないですが他の材質のものも売られていることがあります。
樹脂で作られたものや、
透明なアクリル材など。
ジグソーパズルのフレームとしてそれほど種類はありませんが、このような製品もあります。
フレームDIYで使える材料を評価してみました
販売されているフレームの材質をいくつか紹介しましたが、本記事をここまでみてくれているということは少なからずDIYでパズルフレームを作りたいという気持ちがあるんだと思います。(ありがとうございます)
そこで、現実的にDIYで使うならこの4種類あたりになるかと思うので、以下の表にそれぞれの特徴をまとめてみました。
評価は◎→○→△→×の順にぼくの独断でつけてみましたので、よければ参考にしてみて下さい。
価格 | 加工性 | 強度 | 入手のしやすさ | 品質(完成度) | |
木材 | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
アルミ | × | △ | ◎ | △ | ○ |
樹脂 | ○ | ○ | ○ | △ | △ |
段ボール | ◎ | ◎ | × | ◎ | × |
こちらの評価一覧表をまとめると、
やはり一番バランスが良い材料は、木材になります。
フレームDIYに限定すると、感覚的には8割が木材で、残り2割が樹脂や段ボールでアルミは使わないといった具合になります。
アルミは強度的には問題ないのですが、価格が高く加工もしづらいのでDIYでの選択肢からは外して良いでしょう。
樹脂や段ボールについては、安く手に入り加工も楽ですが、大きいサイズのパズルに向いていなかったり、完成したときの見た目がイマイチといった問題点があります。
つまりまとめると、基本的には木材を使ってDIYを行い、場合によっては樹脂や段ボールといった材料の使用もあり。
というのがぼくの考えになります。
フレームDIYで木材を使うべき3つの理由
基本的には
木材を使ったフレームDIYがおすすめです。
と言いましたが、
その理由を3つにまとめて説明していきます。
①材料費が比較的安価(コスパ良い)
まず、他の材料と比べると低コストで材料が揃えられるという点が大きいです。
アルミなどの金属類と比較すると、やはり木材の方が安く手に入りやすいです。
ホームセンターにはもちろん、今は百均のお店にもたくさんのDIY用の木材が売られているので材料費を安くしたい方にも木材はオススメですね。
ただし木材と一言でまとめても次のように
- 形状
- 大きさ
- 木の種類
- 加工の有無
- 表面状態(塗装など)
などなど、商品の状態によっては価格もピンキリ。
まあその辺りを考えても、自分が欲しいものと価格のコスパは良いのが木材ではないでしょうか。
②大から小までどんなサイズにも対応可能
上記でも少し触れましたが、木材にはいろんな形状、大きさがあります。
パズルのフレームをDIYするとなれば、そのパズルに合わせたサイズでフレームも作らないとダメですよね。
大まかなイメージですが、
小さいパズルだったら、細くて短い木材が向いていますし
大きいパズルだったら、太めで長い木材でなければそもそもフレームの形状に作ることが難しいです。
木材には、工作用、百均商品、2バイ材、合板など様々な種類がいろんなサイズで売られているので
自分のDIYに適した材料を選択すれば、小さいものから大きいものまでどんなものにも対応できます。
バリエーションの豊富さもDIYで木材を使うメリットのひとつになります。
③初心者から上級者までDIYが楽しめる
フレームDIYで木材を使うメリットの3つ目に、初心者から上級者まで誰でもDIYが楽しめるという点が挙げられます。
これは人によってDIYの経験値、レベルが違う中で自分にあった難易度でDIYができるということになります。
どういうことかと言うと、
初心者の方であればおそらく、百均などの低価格の商品を使ってまずはフレームの形状に作るのが精一杯かと思います。
ぼく自身もそんな感じでしたので。
反対に上級者になれば、自分で木材を選定し、好みの形状に加工して、さらに塗装までする。
といったように出来る作業の内容がグンと増え、仕上がりの完成度にも磨きがかかってくるでしょう。
初めは誰もが初心者ですが、やっているうちにどんどん知識や技術が身に付きレベルが上がっていくものです。
その練習としても木材を使ったDIYというのは向いていますし、フレーム以外の他のDIYに応用することも全然可能ですよ。
DIYに限らずですが、何か途中で失敗があってもそれはいい経験となるのでどんどんチャレンジして行きましょう。
その他にも、家族みんなでDIYを楽しむこともできますし、分からないことがあればYouTubeなどですぐに調べることも出来ます。
木材を使ったDIYというのは誰でも始めやすく、それでいてハマるととても奥が深いので一度やってみてはいかがでしょうか。
樹脂や段ボールなど木材以外の選択肢もあり
ここまでさんざん木材を推してきましたが、場合によってはそれ以外の選択肢もありだと思います。
フレームDIYは木材8割その他が2割と前述しましたが、その2割の部分のはなしです。
いったいどんな時に木材以外を使うのかと言いますと、
例えば、小さい子どもが何度も作って崩してを繰り返して遊ぶようなパズルだったり、
見た目は重要視しないで、とりあえず安く簡単にフレームが欲しいといった状況の時などです。
そういった時は、ここまで話してきたように木材にこだわらずに別の材料でDIYするのも良いと思います。
【まとめ】自分に合った材料を使ってDIYにチャレンジしよう
パズルフレームのDIYを行うときに特に理由がないのであれば、木材を使ってDIYしてみて下さい。
ぼくもこれまでしてきたフレームDIYは、木材を使うことがほとんどです。
どんどん経験を積んでいろんなことができるようになれば、市販品よりも自分好みのものが作れるようになっていきます。
しかも低コストで。
自分だけのオリジナル感あふれるフレームとなるので、愛着が沸くこと間違いないですよ。
もしも木材がちょっと、、、という方がいたら
まずは制作のハードルがとても低い段ボールなんかを使ってDIYしてみるのも良いかもしれませんね。
とにかく自分に向いている材料を決めて、一度DIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。
別の記事も見てもらえると嬉しいです。