DIY パズル

【パズルフレームDIY②】材料費約1,000円で500ピース(38×53cm)のフレームを自作してみた。

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以前、ジグソーパズルのフレームをDIYした記事を紹介しました。

↓こちらの記事になります

前回の記事です

今回は、パズルフレームDIY第2段ということで紹介して行きたいと思います。

前回とはまた違った作り方でやってみましたが、なかなか良い感じに仕上がりました。

↓パズルフレームDIY第3段、第4段の記事も追加しました。まだみていない方はチェックしてみて下さい。

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パズルのサイズも少し大きくなり、500ピース(38×53cm)のもので作っています。

このくらいのサイズだと、皆さんよく作られているパズルのサイズではないでしょうか?

この記事を最後まで読んでいただければ、定価よりもかなり安くパズルのフレームが作れるようになります。

コロナの影響もあって外出が減り、自宅にいる時間が増えた方が多いと思いますが、フレームはDIYで安価に済ませどんどんパズルを作ってみるのも楽しいかなと思います。

材料はホームセンター&セリアで購入

初めに、今回使用した材料を見て行きましょう。

こちらがホームセンターで購入したものです。

①カットベニヤ板 900×450×2.3mm 1枚 ¥258

②半月の加工棒 20φ×900mm 3本 ¥594(¥198×3本)

ベニヤ板を購入する際の注意点が2つあるのですが、それは板の厚さ2.3mmと板の反りやねじれを確認することです。

厚さ2.3mmはパズルの厚さと大体同じものを選んでいますので、重要です。

それと、ベニヤ板は薄いものを使うのでしょうがない部分はありますが、商品によって反りやねじれなどの変形に差があります。出来るだけ変形の少ない真っ直ぐな板を選んだ方が良いでしょう。

また半月の加工棒とはこんな形状のものになります。

次に、セリアで購入したものがこちらです。

③適当な長さの角材

④クリアペーパー2枚入り 530×750mm

以上の計4点になります。

フレームの枠となる部分について、このまま無塗装でも全然良くてOKなのですがもし好きな色にしたいという場合は追加で塗料を購入しても良いかと思います。

ちなみに今回は、セリアの水性塗料を使って着色しました。

後ほど詳しく説明しますが、③の角材は裏側に使用するもの。④のクリアペーパーはパズルの上に重ねる為のものになります。

ベニヤ板を必要なサイズにカットしていく

材料が揃ったら、まずベニヤ板からカットしていきました。

補足ですが、ベニヤ板のカットには下の写真のようなカッタータイプのノコギリを使用しました。

通常の大きなノコギリでも問題ありませんが、薄いベニヤ板のカットにはこちらを使用した方が作業性が良かったです。

イメージしやすい様に、ベニヤ板をどのようにカットしたのかを先にお見せします。

このように、大きな板が1枚と細長い棒が4本にカットしていきます。

パズルの背面になる板をカットする

大きな板の方は、たて410mm×よこ560mmのサイズでカットして下さい。

パズルのサイズは380mm×530mmですので、そこに30mmずつプラスした大きさで切断します。

あれ?なんでパズルのサイズより大きくカットするの?と疑問に感じる方もいると思います。

その理由は仕上がりのイメージがこのような状態になるからです。

上の写真のようにするためにあえて大きく寸法をとってあります。

パズルの外側にくる棒材を4本カットする

細長い棒材の幅の寸法は、全て15mmで統一してあります。

幅が15mmで長さは560mmが2本と、380mmが2本になります。

この寸法で材料をカットして使うことにより、細長い棒材+背面の板材+半円の枠材が次の写真の様な関係性になり、パズルを置いたときに上から枠材で5mm押さえる状態にすることが出来ます。

下の写真が仕上がりの状態です。

これで大きな板1枚と4本の棒材をベニヤ板から切り出しました。

ベニヤ板から切り出した板材と棒材を接着する

次に、今カットしたものを組み合わせていきましょう。

接着には木工用ボンドを使用しました。

それぞれ4箇所にボンドを塗って、細長い棒材を接着していきます。

その時に1つポイントがあるのですが、棒材の内側の寸法がパズル完成時の寸法よりも小さくならないように貼っていくことです。

もしも、貼る場所が内側にきすぎた位置で接着してしまった場合にパズルが全て収まらなくなる恐れがあるからです。

その為、気持ちとしては若干外側(パズルが収まったときに少し隙間が出来る方向)の位置で4本の棒材を貼っていく方が間違いないと思います。

パズルを作っていこう

ここまで来たらとりあえず一段落で、接着して出来上がったベニヤ板の上でパズルを組んでいきます。

パズルの完成寸法の大きさで枠ができていて、その中でパズルを作っていけるのでやりやすかったです。

この工程は、普段通り楽しくパズルを作り上げて完成まで仕上げていきましょう。

パズルのフレームをDIYする為にパズルをするのではなくて、

⭕️パズルをする為にフレームをDIYしているのですからね。

完成しましたw

完成したついでにもう一つ言っておくと、ベニヤ板の厚さ(2.3mm)に拘ったのは下の写真の様にパズルと外側に貼った棒材の面を揃えるためになります。

パズルのフレームを作っていこう

ここでやっとホームセンターで購入した半月の加工棒が登場します。

これを使ってパズルフレームの枠となる部分を作っていきます。

斜め45度にカットしていく

まず、先程出来上がったパズルに合わせて半月の枠材をカットしていきます。

真っ直ぐ切っても良いのですが、今回は見た目を重視して斜め45度にカットしていきました。

とは言っても、ノコギリ1本でフリーハンドで切るのは流石に難しいと思います。

ではどうするか?

そんな時に非常に便利なのが、卓上丸のこです。

ぼくは、この新興製作所のSTC-190という卓上丸のこを使用しました。

卓上丸のこの商品の中では小型ですが、材料が大きくても2×4材くらいまでの加工が出来れば十分という場合には非常にお勧めできる商品です。

実際にぼくが購入する際に、色々調べて他の卓上丸のこと比較検討しましたが、趣味のDIYレベルで卓上丸のこが使いたいという場合には一番コスパが良い商品だと思います。

ちなみにホームセンターで購入した時は、¥7,680でした。

これを使い枠材を切っていくとこうなります。

100%完璧な精度を求めるのは少し難しいですが、DIYとして加工する分には問題ない精度かと思います。

もしも卓上丸のこ以外の方法で加工したいという方がいましたら、精度は落ちますがマイターボックスを使用してカットする方法もあります。

マイターボックスについてはこちらの記事にまとめてあります。

参考記事です

塗装はセリアの水性塗料で

塗装に関しましては、別に塗装無しの状態のまま進んでもらっても全然問題ありません。

むしろ塗装していない状態の方が好きな方もいると思いますので。

今回はセリアの水性塗料スモーキーグリーンを使いました。

パパッと塗装作業を進めていくとこうなります。

乾いたら塗装完成です。

枠材4本を組み立てる

それでは4本の枠材を組み立てていきましょう。

ボンドを使って斜めにカットした部分を接着していきます。

しっかり固まるまで抑えながら四角いフレームにしていきます。

これでフレームが出来ました。

パズルとフレームを組み合わせて完成

完成までもう一歩です。

パズルとフレームを組み合わせていきましょう。

クリアペーパーをパズルの上に被せる

まず、クリアペーパーをパズルの上に被せていきます。

市販のパズルフレームを使ってパズルをするときは、表面に透明のシートがきますよね。

それの代わりになるものを探して見つけたのが、セリアにあったクリアペーパーでした。

袋から出して、パズルの上に置きます。(写真では少し見づらいですが)

そしてクリアペーパーと枠材を固定するためにタッカーなどがあれば良いのですが、今回はホチキスで代用してやってみました。

少し強引に作業した感じですが、一応しっかり固定出来たので良しとします。

(ホチキス本来の使い方ではないのでご注意ください)

このように数カ所打っていき全体を固定します。

その後に、はみ出した部分をカッターなどでカットしていきましょう。

パズルの上にフレームを合わせる

クリアペーパーを貼ったパズルの上に、四角に組んだフレームを固定していきます。

まず、仮止めで接着剤を使って固定しておきます。

クリアペーパーとフレームを接着することになるので、若干浮いたりしますがとりあえず位置を合わせることにポイントを置いて接着した方が良いと思います。

真上から見ると綺麗に出来ている様に見えますが、実際はまだ隙間があり浮いています。

そしてその隙間を埋めるためと、パズル側とフレームを固定するために、裏から釘を打っていきました。

そのまま釘を打つには、厚さが薄かったのでここでセリアで購入した角材が使われます。

中身は3本だったので4箇所に打てるように1本だけ半分に切断しておきます。

最後にこれをパズルの裏側からあてて、適当な長さの釘で打っていきましょう。

ただし必ず釘を打つ前に表側まで貫通してしまわないか釘の長さを確認をしましょう。

最後の最後で失敗したら台無しになってしまいますので。

しっかり隙間が埋まるように数本ずつ打っていき、作業後の状態がこちらです。

どうですか?

横から見るとバッチリくっついていますね。

これで全てが一つになり固定されました。

もしも壁掛けなどがしたいときは、この角材に金具を取り付けてあげれば出来ます。

まとめ

これで全ての作業が終わり、パズルとフレームが完成しました。

上手くいって良かったです。

出来栄えも前回自作したパズルフレームよりも、市販のフレームに近づき、さらに色も好きな色に塗装できたので今回の方が満足しています。

パズルの大きさも500ピース(38×53cm)で以前より大きいものでしたが、問題なくできました。

かかった費用も材料費で見れば約1,000円ちょっとなので良いのではないでしょうか。

今回も楽しいDIYが出来て良かったです。

皆さんも是非自分でフレームを自作してパズルを楽しんでみてはどうでしょうか。

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