
パズル買ったからフレーム作ってねー
そんな娘のリクエストに応えるべく、またまたジグソーパズルのフレームをDIYしました。(今回で4作目になります)
最近は、パズルのフレームはお父さん(私)が作ってくれるものだと思っているようでフレームを買うという選択肢がなくなったみたいです。笑
まあぼくとしても、DIYが好きだし家族で一緒に作業できて楽しい時間を過ごせるので全然OKなのですが。
ちなみに購入したパズルはこの商品になります。
こちらは1000ピースのパズルですが、パズル1ピースひとつひとつが小さくて、完成しても一般的なサイズの1000ピースよりも小ぶりな38×53cmの寸法に出来上がります。
1ピースが小さい分、若干難易度は上がりますので完成させる自信のある方は試してみてはどうでしょう。
今回のポイントとしては、
百均(セリア)のアイテムを使って簡単アレンジ!
ですね。
パズルフレームのDIYについては過去記事でも紹介していますので、まだの方は是非ご覧になってください。
今回は、セリアのアイテム(塗料やシール)を使ってパズルフレームをアレンジする時の一例だと思って見てもらえると良いかなと思います。
前回と異なる部分が4つあります
まずは、いつものようにフレーム部分を作っていきます。
詳細については、こちらの記事とほぼ同じ作り方をしています。
以前の作り方と異なる点が大きく分けて4つありますので順に説明したいと思います。
①木材のサイズ(寸法)

写真では分かりづらいのですが、以前よりも細くて薄い木材を使用しました。
上・・・18mm(幅)×6mm(板厚)
下・・・6mm(幅)×6mm(板厚)
前よりもパズルの大きさも小さいので、全体的に木材は小さめを使ってスタイリッシュな感じに作ろうと思いました。
②木枠の固定(接着)方法
それから、以前は2つの木材を接着させる際にボンドとビスで固定していましたが、

今回は、どれくらい強度が出るのかも試すつもりでボンドのみで2つの木材を接着してみました。
単純にビスを打つ手間もなくなりますしね。

横から見るとこんな感じです。

以前ビスを使ったのには、木材の歪み等を矯正する意味もあったのですが、今回は木材が細いためかボンドで接着するときに位置を調整しながら作業したら意外と上手くいきました。
③波釘をやめて普通の釘で固定
波釘を使ったときに、打つ時の抵抗が大きいのもあって少し木材がずれやすかったので、今回は一般的な普通の釘を使ってみました。
1箇所につき2本ずつ打ちましたが、木材が細くて真っ直ぐ打つのがちょっと難しかったです。
それでも波釘よりはスムーズに作業できました。


④透明なアクリル板を使用
以前はクリアペーパーというセリアの透明なフィルムみたいなものを使用したのですが、また購入しようと思ってお店に行ったら売っていなかったので、別のものに変更しました。
クリアペーパーだとシワができたりするのがちょっと気になっていたので、今回はアクリル板をホームセンンターで購入しました。
使ったのはアクリルサンデー「サンデーPET」という商品になります。


この商品は両面に保護フィルムが貼ってありますので、使うときに剥がすことで傷の心配もなくキレイな状態で使用することが出来ます。

厚みは0.5mmを使用したので、付属の用紙にも記載されているように、カッターを使って好きなサイズに切ることが出来ました。
カッターを一度入れるだけではなかなか切れませんので、ズレないように注意しながら同じ位置を何度も切ってあげるとキレイにカットすることが出来ます。
そのときに間違って自分の手を切らないように、カッターの進行方向には絶対に手を置かないように気をつけて作業してください。
パズルのフレームを作っていこう
セリアのアイテムでアレンジをする前に、まずはフレーム本体を作っていきます。
先程も言いましたが、前回とほぼ同じ作り方ですので簡単に紹介していこうと思います。
2つの木材を接着して45度にカット
先程も言ったように、まずボンドで2本の木材を接着します。
完全に固まったのを確認してから、45度に切っていきます。

写真だと本数が多いように見えますが、実はパズル2セット分をまとめて作成していたので倍の本数になっています。実際は、4本あればOKですね。
木材のカットは新興製作所の卓上丸ノコSTCー190を使用しました。

DIYで良く使う2×4材も真っ直ぐのカットならできるので非常に重宝しています。
もちろん45度などの角度をつけてカットすることも可能ですので、DIYで使う分には安価で非常にコスパの良い工具になります。
カットが済んだら、軽くバリとりをしておきます。
フレーム状に釘で固定
今回は波釘を使わずに、なるべく細めの釘を使って枠状に組んでいきました。
卓上丸のこで45度にカットしているため、目立ったズレや隙間もなくキレイに直角に合わさりました。


<表>

<裏>

簡単な説明ですが、これでパズルのフレームとなる部分は完成しました。
パズルの固定にはプラスチックトンボを使おう
一般的に、パズルが完成してフレームに入れたときに裏についているものでロックしますよね。
プラスチックトンボとはその部分のパーツのことです。
ホームセンターとかで100円くらいで売っています。

今回、細めの木材を使ったのでプラスチックトンボを固定する場所が狭くてちょっと困りました。
表から見たときに、少し見えてしまうかなと思い内側寄りにビス止めしたのですが、パズルを入れるときにぶつかって入れづらかったです。
若干外側にはみ出てしまうかもしれませんが、ビス止めの位置が内側すぎるのは注意したほうが良さそうです。

ところでみなさん。
こういった小さいネジはドライバーを手で回して入れていませんか?
ぼくも以前はそうでしたが、今はこのビットを使っているおかげでかなり作業が楽になりました。

細めのビットも一つ持っていると、ちょっとした工作などにも使えて便利ですのでお勧めです。
ドライバー手回しでできないことはないのですが、数が多かったりすると大変ですからね。
好きな雰囲気にアレンジしていこう
パズルのフレームはできましたので、ここからはアレンジの作業になります。
イメージとしては、白っぽい感じでワンポイントでアクセントが欲しいという感じになります。
今回使ったアイテムはどちらもセリアの商品になります。
水性塗料スノーホワイトで塗装
塗料はこちらのスノーホワイトを使いました。

これを表面と側面(見える部分)に塗っていきます。
裏側はどうせ見えないからいいかと思い、手抜きして塗装しませんでした。
塗装後の状態がこちらです。


写真だとわかりにくいかもしれませんが、実物はしっかり白色になりました。
木目も見えてちょうど良い感じです。
塗装前の写真がこちらの状態ですので、変化がわかると思います。

100円の塗料でも、全然雰囲気が変わりますね。
セリアには他にも数種類色のバリエーションがあるので、ぜひお好きなカラーを選択してみてはいかかでしょう。
タイルシールでアクセントを
何かアクセントが欲しいなということで、使えるものがないかと店内を探したところこれを見つけました。
タイルシールのブルーになります。

本来ならこのサイズのままペタッと貼って使えるのですが、今回は一つずつ切って使ってみました。
そして切ったものをこのようにパズルのフレームに貼っていきます。

そしてはみ出ている不要な部分をハサミまたはカッターで切り落としていきます。
すると下の写真のように仕上がりました。

若干切り口が汚い部分もありますが、離れてみれば気にならない程度なので大丈夫ということにしました。
これを逆側の角にも同じように作業していきました。
全て完成した状態がこちらです。

木材そのままで使うのも好きですが、こんな風に色々とアレンジしてみるとより個性が出て楽しいです。
娘も大満足で気に入ってくれたみたいです。
まとめ
パズルフレームDIYも第4回目となりましたが、また違った雰囲気のものが完成しました。
同じような作り方でも、アレンジの方法によって全然違う味が出てきます。
今回はセリアの商品を使ったということで、アレンジ費用はなんと約200円の低コストです。
お金をかけずとも、アイデア次第でいろんなアレンジ方法があると思いますので是非みなさんもチャレンジしてみてください。
特に今回のような、塗料を塗ったりシールを貼ったりという作業はお子さんでも参加しやすいので、家族みんなで一緒に楽しめると思います。
出来上がった作品も自分で作ったものならより大切にしますしね。
参考になれば嬉しいです。
子供向けの記事は他にもあるので、よかったら別の記事も見ていってくださいね。
それでは。