DIY

【超簡単】自作ウッドスピーカーの作り方。スマホの音楽が響きわたります。

みなさん、ウッドスピーカーってご存知ですか?

字の如く、木材で作ったスピーカーになります。

一見すると自作するのは難しい構造なのでは?と考える人もいるかと思いますが、それが全くそんなことなくてむしろ小学校高学年くらいなら十分作れるレベルのDIYになります。

よく大きな穴を加工して作られているウッドスピーカーを見かけますが、「専用の工具持ってないしなんか難しそう」と、諦めてしまう方も今回紹介する方法なら大丈夫です!

超ざっくり言うと、

  • 切って
  • ドリルで穴を加工して
  • ボンドでくっつける

たった3ステップで完成となります。

今回はこんなに簡単なのに、しっかりスピーカーとして使えるウッドスピーカーを紹介したいと思います。

さらには、そのままスマホスタンドとしても使用可能ですので、スマホをどこに置いたか分からなくなることがよくある人なども要チェックです。

使う道具も下記のようにほんと基本的なものだけあればOKです。

・ノコギリ

・ボンド

・ドリル

・インパクトドライバー(ドリルが使える機械なら別のものでも可)

・テープ(デザインシート固定用)

  

この記事を最後まで読み終える頃には、

 

スマホを置くだけでバッチリ音楽が響くウッドスピーカーが、超簡単に自作できます!

 

 

というわけで、この記事を見ながら是非ウッドスピーカーDIYしてみてはいかがでしょうか?

アウトドアはもちろん、自宅で家事をする際にも使えますよ!

材料を揃える

まずは材料を揃えていきましょう。

材料については特に決まりはなく、もし使っていない木材が余っているのであればそれを使うこともできるかもしれません。

ぼくは、以前購入して使わずに余っていた棚用の板がありましたので、今回はそれを使用することにしました。

サイズは、300mm × 150mm × 17mmになります。

これをメインで使おうと思うので、他の材料もこれに寸法を合わせて揃えました。

追加で購入した木材はこちらです。

・400mm × 120mm × 9mmの板を1枚

・450mm × 21mm × 10mmの角棒を2本

どちらもダイソーで購入したので、計330円になります。

 

角棒の21mmの部分が、スマホを入れる部分の厚さになるのでご自身のスマホのサイズを確認して材料を揃えて下さいね。

ちなみに21mmだと手帳型のスマホケースを使用していても余裕がある大きさになります。

 

寸法を決めて材料を切る

次に材料をノコギリで切っていきましょう。

まず板状の木材は、260mmでカットして260mm×120mmにします。

そして角棒の切断済みのものがこちらになります。

それぞれのカット寸法は、

①260mm

②150mm

③110mm × 2本

④90mm

⑤20mm × 2本

このようになっています。

木材はノコギリで簡単に切れると思いますが、安全のため作業台の上でしっかり固定して切断するように注意して下さい。

 

もし「作業台なんて持ってない」という方がいましたら、こちらの記事をご覧ください。

参考記事です

 

ボンドで接着

切断が終わったら、下の図を参考にボンドで接着していきます。

ボンドをつける前に、切断面にバリが出ていたら紙やすりなどで除去しておきましょう。

 

⑤20mmの角材を取り付ける位置で、スマホを入れた時の高さが変わってくるのでお手持ちのスマホに合わせて位置を調整して下さい。

 

この工程は、ボンドをつけて貼っていくだけなので子どもでも出来る作業だと思います。

ただ、はみ出た部分のボンドだけは乾く前に拭き取っておいたほうが良いですね。

デザインシートをダウンロード

穴を加工するための目印にデザインシートを使います。

今回使用したものは、スターエムさんのHPから無料でダウンロードができます。

全部で8種類のデザインがありますので、好みのものを使ってみて下さい。

ぼくはこの中からこれを使うことにしました。

さらに使う部分をハサミで切って、木材の穴を加工する位置にずれないようにテープで固定します。

スピーカー部分の穴を加工する

ここからは、ドリルを使って穴を開けていきます。

卓上ボール盤があれば楽なのでしょうが、インパクトドライバーなどでも全然問題なく作業できました。

デザインシートは、穴が色分けされていてそれぞれ使うドリルの大きさが書かれています。

今回使ったものは、小さい方が4mmで大きい方が6mmですね。

ですが、これはあくまで参考にして手持ちのドリルの中から近いサイズのものを選べば良いと思います。

ぼくも持っていた、4mm、6mm、9mmの3本を使って穴をあけてみました。

穴だらけですw

なんとなく寂しいかなと思い、右上にも追加で小さめのデザインを加工しました。

ぼくは3本の異なる商品のドリルを使って作業したのですが、ここで気づきがあったのでシェアします。

刃物(ドリル)の性能はとても大切

加工した木の裏側をご覧ください。

さらに拡大して見てみると、

穴バリの出方がまったく違うじゃないですか!?

しかも普通は大きい穴の方が抵抗がかかってバリが出やすいのに、9mmドリルで加工した部分だけめっちゃキレイ。。。

もちろん加工した木材は一緒だし、使ったインパクトドライバーも一緒です。

こうして比較すると、改めてドリル自体の性能も大切なんだなと実感させられました。

実際、穴あけ加工をしている時も、切れ具合だったり、切り屑のはけ方が全く違くて作業効率にもかなり差が発生します。

では、この9mmのドリルは何を使ったかというと、スターエムさんの竹用のドリルになります。

(デザインシートだったり、ドリルだったり、スターエムばかりですが本当に良いと思ったものを紹介しているだけです)

何本かセットになっているドリルセットなどと比べると、確かに値段は高いですが十分コストに合う性能を発揮してくれます。

バリが発生するとそれを除去する作業も発生するわけですから、余計な時間や手間がかかってしまいます。

トータルでみるとやはり良い性能の工具を使うことはメリットが大きいですね。

とはいえ、全サイズのドリルを揃えるのは出費が大きいので、まずはよく使うサイズのドリルだけでも試しに使ってみることを強くオススメします。

もう一度ボンドで接着

ボンドをつける前に、穴のバリを紙ヤスリなどで除去しておきましょう。

(バリの出方で全然労力が変わる、、小さい穴のところ大変です。)

ここまでこればもう完成間近ですよ。

あとは、2つの木材を位置を合わせて接着します。

しっかりボンドが固まるまで、ギュッとおさえておいて下さい。クランプを使えば楽ですね。

必要であれば塗装をする

今回は、木材も違う種類のものを使用したので見た目にも違いがはっきりわかります。

なので、簡単に塗装をしました。木材の保護の意味もありますが。

使ったのは、またまたダイソーの水性ニスです。

100円の安物ですが、しないよりは全然良いです。色味も案外気に入ってます。

これを全体に塗っていきました。

すいません、作業風景はありませんが一気に完成したものをお見せします。

スマホを入れた時のサイズ感↓

スマホを入れた感じもバッチリです!

イメージ通りに仕上がりました!!これで全ての作業が終わり、完成になります!

まとめ

手作りのスマホスタンド、、、じゃなくてウッドスピーカーいかがでしたか?

実際、スマホのスタンドとしても使えそうですね。

ウッドスピーカーとしての性能は、音楽をかけた状態のスマホを入れると音質がかなり変わります。

初めて使ってみたときはビックリしました。こんな簡単な作り方、構造でもしっかりスピーカーとしての役割を果たしてくれます。

これならアウトドアはもちろん使えそうですし、自宅で音楽を聞きたいときに使っても良さそうです。

ちなみに今回のDIYは、スターエムさんのYouTubeを参考に行いました。

こちらもあわせてご確認ください。

DIYの難易度的にはかなり簡単な方だと思いますので、気になる方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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